南大門市場は、日本や中国など外国人観光客に人気が高いことから、呉世勲(オ・セフン)市長も特別な関心を寄せている。その起源が1414年までさかのぼる南大門市場は、1958年に約1万2000坪の敷地に建坪延べ3万坪規模の商業ビルが建設された。衣類、食品、輸入品などを買い求めに1日40万人以上が訪れるが、最近は売上も落ち込み、再開発の必要性が叫ばれていた。9000軒に及ぶ古い店舗が建ち並ぶ情緒が外国人観光客に人気を呼んでいる点を考慮し、単純な近代化ではない、伝統と現代が調和した再開発を計画している。
オ・セフン の最新ニュースまとめ
楽園商街は、海外観光客が多く訪れる仁寺洞に隣接している。「年間1200万人観光客誘致」という市政目標達成に向け、ソウルの代表的な観光地に育成したい考えだ。1969年に完成した地上15階建て、建坪延べ2700坪のビルは、2~5階が商店街、6~15階がアパートで、映画館や各種料理店も入っている。2~3階は国内最大の楽器商店街として日本や東南アジアなど海外でも知られていることから、近代的な内装にリニューアルし大規模な楽器商店街を造成することも検討している。また、仁寺洞を訪れた観光客に韓国伝統文化をアピールするため、伝統音楽公演場や古美術展示館も再開発ビルに設置する考えだ。
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