高速鉄道(KTX)のサービス向上の一貫として、上半期中に車内で映画を楽しめるシネマ車両が登場する見通しだ。建設交通部が11日に明らかにしたもので、政府に提出した鉄道サービス改善案に盛り込まれた。今月中に車内上映プログラムを開発し、6月中にサービスを開始する。現在一般室と特室で構成されている列車編成に、車内に大型スクリーンを設置した映画上映車を1両組み込む。すでに昨年9月に映画配給会社と列車内での上映事業に向けた覚書(MOU)を交わしている。映画は有料で上映され、料金は一般劇場と同水準の7000ウォン前後になる見通し。
 このほかサービス向上案として、車内に携帯電話充電設備を設けるほか、授乳施設の拡大、特室でのノートパソコン利用に備えた設備追加なども盛り込まれた。ただ、喫煙車両の設置については、国内での禁煙ムードの高まりを受け見送られた。


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