国連総会主席のため米国ニューヨークを訪問中の文在寅大統領は25日午前(現地時間)11時20分から午後12時15分まで55分間、安倍首相と日韓首脳会談を開催した。
同席で安倍首相が慰安婦問題と強制徴用者問題などについて、日本政府の立場を説明すると、文大統領は慰安婦合意を破棄したり、再交渉を要求しないものとした。
文大統領はただし、慰安婦被害者らと国民らの反対で、和解・癒やし財団が正常な機能を果たせず、固辞するしかない状況である上、韓国内で財団解体を要求する声が高い現実について説明した。文大統領はまた(同問題を)「賢明に決着させる必要がある」と強調した。
文大統領が安倍首相に事実上、和解・癒やし財団の解体を通知したものと解釈される。
また文大統領は過去に政府が強制徴用関連の裁判に介入を試みた状況が問題となっており、強制徴用訴訟の件は三権分立の精神に照らして、司法府の判断を尊重することが必要だと述べた。
一方この日、両首脳は朝鮮半島の完全なる非核化と恒久的平和定着の実現のための協力法案と、日韓関係の発展法案などについて深く対話を交わした。
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