2007年の忠武路(チュンムロ)の中心的な話題に、“父性愛”が浮上している。

ソン・ガン の最新ニュースまとめ

『グエムル~漢江の怪物~』『家族の誕生』など、昨年の映画界では家族にスポットを当てた動きが多かった。そんな中でも、母性に注目する映画(『ひまわり』『熱血男児』)が勢いを見せた。今年は母親と合わせ、家族のもう1つの中心軸となる父親を主人公した映画が相次いで公開を控え、あるいは撮影が行われている。

実力派俳優ソン・ガンホは『ナンバー3』に続き、再びヤクザに変身する。映画『優雅な世界』で、ヤクザである父親を演じるソン・ガンホは、平凡な父親になるために懸命に努力する姿を通じて、観客の胸をジーンとさせる予定だ。
イ・ムンシクは、映画『怒れるペンギン』で娘の手術費を作るために、銀行に押し入る銀行強盗役を演じ、父性愛を描く。

また、父性愛を素材にした映画の中で、“無期懲役の父”という共通した設定を持った映画が揃って撮影中だ。
15年ぶりに1日間の休暇が与えられた無期懲役囚の父親と、思春期の息子の切ない出逢いを描いた映画『息子』は、チャ・スンウォン、リュ・ドクファンが父と子を演じ、期待を集めている。
珍しい病で死んでいく幼い娘と、無期懲役の父親との父性愛を描いたヒューマンドラマ 『帰休』には、シン・ヒョンジュンとホ・ジュノが主役で出演し、厚い父性愛を演じる。

ベテラン俳優キム・ヨンチョルとダニエル・へニーがキャスティングされた映画『マイファーザー』は、実の両親を探しに韓国を訪れた在韓米軍兵士が、死刑囚の父親に出会うというストーリー。
ダニエル・ヘニーは、実の両親を探したいという一念で、在韓米軍兵に志願した養子ジェームス役。キム・ヨンチョルが厚い父性愛を見せる死刑囚の父親を演じ、観客の涙を誘う予定だ。

この他にもパク・シニャンの復帰作『眩しい日に』や、チョン・ジニョンの復帰作『バント』なども父性愛を描いた映画と伝えられており、2007年の映画界では“父性”というテーマなしには語れないものと思われる。

特に、実力派俳優たちが強い父性を魅せる父親に変身し、子どもとの疎通のために努力する姿をリアルに描き出す予定だ。

家族の意味と親の大切さが懐かしく感じるこの頃、忠武路の父性愛コードは観客の心に届くのか、高い関心を集めている。

Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp

Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0