仁川航空税関が8日に明らかにしたところによると、昨年有名ブランド品の偽物を航空貨物を装い国内に密輸しようとして摘発された件数は66件で、前年の28件に比べ135.7%急増した。偽ブランド品押収数は2005年には1万278点だったが、昨年は9万2956点に上った。
 国・地域別でみると中国が21件で最も多く、タイが15件、香港が12件、ベトナムが6件、インドネシアが4件だった。品目別では、衣類が2万9542点、時計類が2万4112点、電子部品が2万99点、かばん類が4357点、履物類が4180点、眼鏡が321点、ゴルフクラブが145点だった。

 また、摘発された66件のうち23件が国際宅配便を利用していた。国際宅配便による密輸摘発は2005年には9件にすぎなかったが、最近これが新たな犯罪手口に悪用されていることを示した。


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