魯圭悳報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
魯圭悳報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は4日の定例会見で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日に北朝鮮へ特使団を派遣することについて、「米国と前もって十分な疎通(調整)を行った」と明らかにした。 特使団は鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)を首席特使とし、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長ら計5人からなる。5日に日帰りで平壌を訪問する予定だ。9月の平壌開催で合意した南北首脳会談の日程や議題などを協議する。 魯氏は一方、米政府の北朝鮮担当特別代表に先月就任したスティーブン・ビーガン氏の初訪韓について、「具体的な日程を調整中」と述べた。外交部当局者はただ、「来週の訪韓でほぼ話が付いた」と伝えている。 ビーガン氏は韓国で、カウンターパートとなる外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談する予定。また、初の訪韓となるため康京和(カン・ギョンファ)外交部長官を表敬訪問する可能性も高いとされる。 当局者は、ビーガン氏の訪韓は「朝鮮半島の状況に対する韓国政府の認識を共有し、米政府の立場を確認する機会になる」と話している。
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