大韓赤十字社は8日、離散家族面会所建設再開問題協議に向けた南北赤十字社による実務接触を9日に北朝鮮・金剛山で行うと明らかにした。
 離散家族面会所建設事業は昨年7月に北朝鮮がミサイル発射実験を機に中断されている。今回の実務接触では、工事再開時期、施設点検手順、技術人材の復帰、資材受給方法などについて話し合う。大韓赤十字関係者は、現場が8か月間にわたり放置されていたため技術的な問題点がないかと点検した後、ただちに工事を再開すると話している。完工は来年になる見込みだ。

 韓国と北朝鮮は、2000年6月に行われた第1回赤十字会談で離散家族面会所の設置と運営について原則的に合意し、2002年9月の第4回会談で金剛山地域への設置を決定した。5万平方メートルの用地に、延面積1万9835平方キロメートル、地下1階地上12階建ての面会所棟と、地上3階建ての事務所2棟、警備室などを建設する計画で、2005年8月末に着工式を行った。


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