タイトル曲『行かないで 行かないで』で2年ぶりに帰って来た想像(サンサン)バンドが、メンバーの自殺によって経験した苦しみを告白した。

キム・ジュン の最新ニュースまとめ

1stアルバムをリリースしようとしていた2003年、ギターを担当していたジョセフ(本名:キム・ジュンソン)が、うつ病によって自殺。当時、想像バンドはデビューを控えていたが、そのショックとメンバーを失った悲しみから立ち直ることができなかったいう。

特に、ボーカルのベニーは抗うつ制を服用するほど、精神状態が悪化した。しかし、新メンバーを迎え入れ心機一転、1stアルバム『最初の想像』を発表。同アルバムで想像バンドは、メンバーの自殺という衝撃的な事件をのり越え、幅広いファンを確保した。

そして2nd『二番目の想像』には、故キム・ジュンソンを追悼する演奏曲を収録。同曲『Joseph Theme』は、故キム・ジュンソンが演奏した曲だ。短い曲だが、亡くなったメンバーを称える象徴的な意味で収録したという。

ベニーは、「最近、立て続けに芸能界の訃報を聞き、とても胸が痛んだ。ジュンソンを思い出すと、もっと辛かった。広い視野で見れば、皆、同じ業界の仲間。だから、この曲はジュンソンを追悼する曲であると同時に、これからはこういうことが起こらないように、という気持ちでアルバムに収録した」といい、自分自身もうつ病に苦しんだが、周囲の助けで辛い時期を乗り越えることができたと付け加えた。

「自殺は個人の問題ではなく、社会の問題」という彼らは、「これから、自殺防止のためにできることがあったら、積極的に参加したい」と語った。


Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp


Copyrights(C)gonews & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0