俳優カム・ウソンが、高級車をためらいもなく破壊した。

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カム・ウソンは6日午後2時、ソウル・新村(シンチョン)メガボックスで開かれた映画『撃つ』(監督:パク・ジョンウ/制作:シオフィルム)の試写会後に行われた記者会見で「劇中、高級車EQUUSを壊すシーンがあって、NGなく一回で終えて拍手を浴びた」と打ち明けた。

映画『撃つ』は、偶然警察署で出会ったリストラされた真面目な男パク・マンス(カム・ウソン)と、刑務所へ行きたいフリーターヤン・チョルゴン(キム・スロ)が、世の中に向けて繰り広げる一夜の出来事を描いた作品。『アタック・ザ・ガスステーション!』『光復節特使』などの脚本を手がけたパク・ジョンウ監督がメガホンを握り、『肝っ玉家族』(2005)のカム・ウソン、キム・スロが再びコンビを組んだ。

カム・ウソンは「撮影期間中に、スタッフたちに嵐のような拍手を浴びたシーンがある。それは怒りが爆発したマンスが、高級車を破壊するシーン」「見ている人たちはすっきりするだろうが、演じている僕はとても緊張しながら撮った」と口を開いた。

カム・ウソンは「予算に合わせて撮影が行われることもあり、万が一このシーンでNGが出たら車1台分の費用が必要な状況だった」「そのプレッシャーは言葉では表現できない。幸いにもミスなく一回で終わり、スタッフも僕も本当にホッとした」と率直な心境を明かした。

またカム・ウソンは「劇中マンスは、キャラクターの繊細さよりも社会的なメッセージを伝えるものに近い」「僕もまたマンスと同じような世代であり、戦争世代の両親に教育を受けたとおりに生きた。しかし、今振り返ってみると何が正しく間違っているのかの定義が混乱している。そんな思いをキャラクターに反映した」と説明した。

カム・ウソンの愉快な映画『撃つ』は、来たる14日のホワイトデーに公開される。

Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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