サッカー韓国代表のベント新監督、チーム構想に言及 「1期はW杯メンバーが中心」

新たにサッカー韓国代表を率いるパウロ・ベント氏（49）が、自身のデビュー戦を共に戦うメンバーについて、ロシアワールドカップに出場した選手が中心となると明かした。

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　先ごろ、引退意思を明かしたキ・ソンヨン（29）も招集リストに含まれる見通しだ。

　2022年カタールワールドカップまでサッカー韓国代表の指揮を執るベント新監督が23日午前、MVLホテルで就任記者会見を開き、本格的な出発を知らせた。

　ベント監督のデビュー戦は来る9月7日におこなわれるコスタリカ戦、そして11日に開かれるチリとの親善試合になる。この試合に臨む代表チームメンバーは、来る27日に発表される予定だ。

　記者会見でベント監督は「数日後、2度の強化試合をおこなう。今回の招集が、韓国選手との初めての顔合わせとなるが、この機会に選手個人をよく観察したい。もちろん、今後も持続的に情報を収集していく」としながら、「まずは、ロシアワールドカップに出場した選手が多数含まれるだろう」と明かした。

　代表チーム引退を暗示する発言で注目を浴びたキ・ソンヨンも「呼び寄せる予定」とし、「キ・ソンヨンやク・ジャチョルは代表チーム内の影響力が大きいと考えている。まだ引退が確定したわけではなく、良い結果を引き出せるように選手と対話する」と説明。「キ・ソンヨンは今回の初招集に合流するだろう。韓国代表チームの中でキ・ソンヨンは、プレーや主将としてだけ重要なのではない」との言葉で彼が”重要人物”であることを明言した。