軍隊の先端化・精鋭化に向け国防部が策定した「国防改革2020」により、軍の指揮構造改編が本格化している。
 海軍関係者が7日明らかにしたところによると、東海の第1戦闘戦団と黄海の第2戦闘戦団が2日に解団した。指揮編隊は規模が小さい順に、編隊(少領クラス)、戦隊(大領クラス)、戦団(准将クラス)、艦隊司令部(少将クラス)で構成されていた。これにより、第1・第2戦闘戦団長はそれぞれ第1・第2艦隊司令部の副司令官に就き、戦団長指揮下の参謀陣も艦隊司令部に配属された。この解団では兵力・艦艇の移動はなく、指揮体系を単純化したものだという。戦団長が指揮していた護衛艦戦隊、哨戒艦戦隊、高速艇戦隊などは艦隊司令部が直接指揮する。

 陸軍でも10月ごろ、現在の10軍団のうち後方の2団を解団し新たに機動軍団を1つ創設するなど統廃合と新設を経て軍団数を6団に減らすほか、現在47団の師団も約20団に大幅調整する。11月ごろには第2軍司令部が後方作戦司令部にシフトされ、2010年をめどに現在の第1軍司令部と第3軍司令部を統合した地上作戦司令部を創設する予定だ。

 空軍も年末までに飛行戦隊を解隊する計画で、2010年ごろには北部戦闘司令部が創設される。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0