ベント氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ベント氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓サッカー協会は17日午前、ソウル市内で記者会見を開き、元ポルトガル代表監督のパウロ・ベント氏(49)を韓国代表の新監督に確定したと発表した。2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会までの4年間、韓国代表を指揮する。

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 ポルトガル出身の監督は、コエリョ氏(2003年2月~04年4月)以来、2人目。

 大韓サッカー協会はベント氏との具体的な契約条件を明かさなかったが、外国人監督としては過去最高の待遇で迎えるとされる。これまでの最高年俸はシュティーリケ氏(14年9月~17年6月)の15億ウォン(約1億4800万円)。

 ベント氏は来月7日のコスタリカ、11日のチリとの国際親善試合から指揮を執る予定だ。近く来韓し、今月27日に韓国代表メンバーを発表するとみられる。

 ベント氏は1992年から2002年までポルトガル代表として国際Aマッチ(代表チーム同士の試合)35試合に出場。02年のW杯韓日大会では1次リーグの韓国戦にも出場し、0-1で敗れている。

 10年から14年までポルトガル代表の監督を務め、12年の欧州選手権ではポルトガルを4強に導いた。その後、ブラジルのクルゼイロ(16年)、ギリシャのオリンピアコス(16~17年)、中国の重慶当代(18年)などのクラブチームの監督を歴任した。

 中国1部リーグでの監督経験があることからアジアサッカーへの理解も高いとされる一方で、重慶当代を成績不振で更迭されており、指導力を疑問視する声もあがる。


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