ソウル市の観光活性化に一丸、市と観光関連業界

呉世勲（オ・セフン）ソウル市長は6日、ソウル観光産業の領域をデジタル観光、ファッション観光、医療観光などまで広げていく考えを表明した。ソウル世宗文化会館で開かれた「2007ソウル観光人大会」に出席した呉市長は、観光産業は多くの雇用を創出し経済を活性化させる高付加価値産業だと強調した。
　同日の大会には、韓国観光ホテル業協会、韓国一般旅行業協会、大韓宿泊業中央会、韓国飲食業中央会、航空会社などの関連業界と、韓国観光公社、韓国文化観光政策研究院が参加した。この場で152団体、1200人余りの観光関係者は、観光サービスと競争力改善への取り組みを表明した。観光業界代表らが一堂に会し、観光活性化に向けた共同の取り組みを決議したのは初めてのこと。出席者らは、観光ホテルの競争力を強化するため各種のサービス料金の引き下げ、市場をゆがめる格安商品の販売自粛、旅行商品の定価販売、原産地表記、賞味期限の切れた食材の使用禁止などに取り組む方針を固めた。

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ソウル市観光協会の南相晩（ナム・サンマン）会長は、観光分野をおろそかにしてきたソウル市が大会を機に、観光投資を拡大するなど積極的な観光政策を展開することを望むと述べた。これに対し市関係者は、観光客誘致はソウル市の重点課題だと述べ、今回の大会はこうした政策に従い観光関係者が自らサービス改善と目標達成を決議する出発点だと評価した。


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