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ポスコ新会長に崔正友氏 「相乗効果高い事業を再配置」
【ソウル聯合ニュース】韓国の鉄鋼最大手ポスコは27日、臨時株主総会を経て取締役会を開き、代表取締役会長に崔正友(チェ・ジョンウ)氏(61)を選任した。 崔氏は午後、生産拠点がある南東部・浦項で就任式を行う。浦項製鉄所の生産現場も訪れ従業員を激励する予定だ。 同氏は取締役会直後の記者会見で、ポスコグループの新たなビジョンに「With POSCO」を掲げた。「一緒に発展する企業市民」という意味が込められている。具体的な改革方向として、▼顧客と供給会社、協力会社が共に価値を生み出す▼より良い社会を共につくる▼信頼と創意あふれる企業文化を共につくる――を挙げた。 崔氏はグループが取り組む事業について、「相乗効果が高い関連事業を発掘して再配置し、競争劣位にある事業は常に再編していく」と述べた。また、改革の推進に向け、実質と実行、実利の重視を呼び掛けた。 ポスコで初めて、技術畑以外からの生え抜きの会長となる。崔氏は1983年にポスコに入社し、財務管理や監査などさまざまな分野に携わってきた。ポスコ建設やポスコ大宇など鉄鋼以外の分野での経歴もある。 権五俊(クォン・オジュン)前会長は4月に辞意を表明し、今月25日に離任式を終えている。