韓国は米国の2006会計年度(2005年10~2006年9月)に27億700万ドル余りの軍事購買契約を締結したことが、米国防安全保障協力局(DSCA)の米国軍事販売統計により明らかになった。内訳は、対外軍事販売(FMS)方式による政府間契約が約4億960万ドル、米民間企業による商用としての契約が約22億9800万ドルだった。
 米民間企業の対韓国軍事販売は、2003会計年度の約2800万ドルから2004年には約3億2800万ドルに急増し、その後も2005年は約14億7500万ドル、2006年は22億9800万ドルと大幅な増加を続けている。一方、FMS方式による購入は2002年の18億4300万ドルをピークに減少傾向にある。

 在米韓国武官によると、ここ数年間で韓国と日本の対米軍事購買が急増しているが、これは新型戦闘機とイージス艦の導入が影響したものと思われる。

 また、米議会調査局が最近ウェブサイトで公開した米国の兵器販売報告書によると、韓国は2005年1~12月に米国とFMS方式で3億4000万ドルの兵器購買契約を締結し、世界第10位の対米武器購買契約国となった。


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