中でも2月の全国平均気温は4.09度と平年に比べ3度以上高く、過去最高を記録した。この冬は大陸高気圧が弱まり移動性高気圧の影響を受けたため、ほとんどの地域で平均気温と最高気温、最低気温いずれも気象観測以来の最高値を更新したという。
1日平均気温が5度以下となった日は「冬の始まり」とされるが、この冬は昨年11月30日で平年より4日遅かった。「春の始まり」とされる1日平均気温が5度以上となった日は今年2月21日で、平年より20日早かった。冬が短くなったことを裏付けている。
この冬のソウルの平均気温は1.87度で平年を2.74度上回り、1907年以来最も高い水準となった。気象庁関係者によると、ソウルでは最低気温が氷点下10度以下になる日数が減少を続けており、この冬ソウルで氷点下10度以下を記録した日数は2日にすぎなかった。この関係者は、こうした冬の異常高温現象は今後も続くとの見通しを示した。
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