教育人的資源部が全国の中学・高校に対し、5月までは新入生の私服着用を認めるよう勧告を出したものの、ソウル市では高校の85%、中学校の64%がこれを受け入れていなかったことが分かった。
 ソウル市教育庁が2日に明らかにしたところによると、市内の制服を指定している高校287校のうち、同日の入学式で制服を着用したのは243校だった。4月には11校、5月に26校、6月に7校が制服を着用する。学校指定制服の購入状況をみると、共同購入を行ったのは98校(34%)だけで、189校(66%)は個別購入としていた。ただ、夏服については157校が共同購入を計画している。

 中学校では、360校のうち231校で入学式に制服を着用させた。4月中に19校、5月に95校、6月に15校が着用する計画だ。制服共同購入を実施した学校は163校(45%)で、197校(55%)が個別購入だった。夏服は202校が共同購買する。

 教育人的資源部は、毎年新学期間近になると高価な制服購入についての論議が絶えないことから、中学・高校新入生には5月まで私服の着用を認め、共同購買推進委員会をPTAを中心に発足させるよう昨年末と先月末に、全国16の市・道教育庁に出していた。


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