釜山市が2日に明らかにしたところによると、昨年釜山を訪問した外国人観光客数は約161万人で、前年に比べ10万人(5.8%)減少した。
 国籍別では、日本が73万3000人で全体の45.5%を占め、次いで中国が21万人(13.0%)、米国が8万3000人(5.2%)、台湾が5万1000人(3.2%)、ロシアが3万2000人(2.0%)などだった。前年に比べ日本人観光客が1万5000人減少したほか、中国が6000人、米国が5000人、台湾が6000人、ロシアが4000人それぞれ減少した。

 ウォン高・円安を受け日本人観光客が減少したことに加え、外国人からみた魅力的な観光資源の不足、システム的なマーケティング戦略の未整備などが影響した。また、海外から釜山に直接入るケースは全体の56%にとどまっている。残りはソウルなど他地域を経由して訪れており、釜山が周遊観光コースのひとつとなっていることが見受けられた。


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