＜2018W杯＞韓国監督、今夜のドイツ戦に向け「チャンスが来ることを信じる。勝つために戦う」

「ドイツの壁…だが、1%の希望も逃さず有終の美を飾りたい」。男子サッカー韓国代表を率いるシン・テヨン監督（47）が「2018 FIFAワールドカップ ロシア」F組最終第3戦・ドイツ戦への意気込みを語った。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

　シン監督は26日午後5時（現地時間）、ロシアのカザン・アリーナで開かれた記者会見で「強いドイツを相手に簡単ではないが、チャンスは来る」と述べた。

　韓国は27日午後5時（日本時間:27日午後11時）、カザン・アリーナでドイツとF組最終第3戦をおこなう。韓国がベスト16に進むためにはドイツに勝利するのと同時に、同時間帯におこなわれる試合でメキシコがスウェーデンに勝利しなければならない。

以下はシン監督との質疑応答。

－ドイツの監督とよく比較されるが。
個人的にとても光栄だ。世界最高の監督と比較されること自体に感謝する。気分は悪くない。とてもかっこよく優れた方だ。

－ドイツ戦は攻撃的に臨むか。
韓国の勝利は簡単ではない。ドイツは強い。ただボールは丸い。チャンスは来ると信じている。メキシコがドイツを破ったように、勝てないこともない。わたしたちは勝つために試合をする。

－（負傷の）キ・ソンヨン（29、スウォンジー・シティ）出場不可能など予想外の状況にあるが。
F組は予想に反している。ドイツもそう思っているだろう。ドイツは第1・2戦とうまく戦って、わたしたちとの最終戦は楽に戦いたいと考えていた。わたしたち韓国も1・2戦をうまく戦い、最終戦はドイツが韓国にとって戦いやすいメンバーを出してくると考えていた。実際は混戦状態だ。厳しいのは事実。軸のキ・ソンヨンの負傷も想像していなかった出来事だ。

－キ・ソンヨンに代わる主将は。
主将が誰になるのかに注目が集まっている。当日、心理的に最も安定した選手が努めることになるだろう。