共同報道文を交換し握手を交わす趙明均氏(左)と李善権氏=1日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
共同報道文を交換し握手を交わす趙明均氏(左)と李善権氏=1日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
【板門店(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は1日、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれた閣僚級会談で、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会に向けた赤十字会談を22日に北朝鮮の金剛山で、将官級軍事会談を14日に板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開催することで合意した。8月に開催されるアジア大会への合同参加に向けたスポーツ当局会談は18日に平和の家で開催するとした。南北はこのような内容を盛り込んだ共同報道文を採択した。 それぞれの当局者会談の日程が決まったことで、4月27日の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」の履行にも弾みがつくものとみられる。 会談には韓国から首席代表の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官、金正烈(キム・ジョンリョル)国土交通部第2次官、盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官、金南中(キム・ナムジュン)統一部統一政策室長、アン・ムンヒョン国務総理室審議官らが出席した。 北朝鮮は対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長に、金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官、元吉宇(ウォン・ギルウ)体育省次官、パク・ヨンイル祖国平和統一委員会副委員長、パク・ミョンチョル民族経済協力委員会副委員長の5人の代表団が出席した。
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