平昌冬季オリンピック誘致委員会は同日午前、財源調達、税関・出入国手続き、オリンピックを成功させるための法的問題、マーケティング、オリンピズムの5つのテーマでプレゼンテーションを実施した。財政に関しては、専門家の集まりである財政委員会を運営し、資本投資は非組織委員会の各市と郡で分担すると説明した。特別法を制定し組織委員会に租税特例地位を与える一方、潜在的な財政赤字に備え政府から強い保証を得る方針を示した。税関・出入国手続きについては、迅速で便利な入国ビザを発給し、大会に関連するあらゆる物品の搬入と無関税保証を約束した。また、韓国のマーケティング能力の高さを強調しながら、平和とチャレンジの調和をテーマに五輪の伝統に沿ったイベントを開催するとした。
その後、IOC評価団は氷上競技が開かれる江陵地域を訪れ、5競技のアイスリンクや選手村などを視察した。江陵のあちこちでは伝統衣装を身につけた歓迎団や住民など2万人余りが評価団を迎えた。
現地視察を終えた評価団は17日にソウルに移動し、公式記者会見を開く。18日に次の視察地ロシア・ソチへ向かう。
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