Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
韓国芸術団の平壌公演巡る南北実務接触 20日開催
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は18日、芸術団の平壌公演を議論する南北実務接触を20日に軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開催する方針を明らかにした。 北朝鮮は5~6日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が訪朝した際、韓国のテコンドー演武団と芸術団の平壌公演を提案していた。 統一部によると、実務接触の代表団は芸術団の音楽監督に内定した作曲家のユン・サン氏が首席代表を務め、同部の朴炯一(パク・ヒョンイル)局長、青瓦台(大統領府)統一秘書官室のパク・ジンウォン先任行政官らで構成される。 ユン氏は韓国で歌手としても知られる。大衆文化界で活躍している人物が南北接触の首席代表を務めるのは初めてという。統一部当局者は「平壌公演を大衆音楽中心で構成する考えだが、ユン氏が良く知っている上、短時間で準備できる適任者と判断し、決定した」と説明した。 北朝鮮側は芸術団「三池淵管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長らが出席すると通知した。玄氏は平昌冬季五輪当時、芸術団の事前視察団を率いて韓国を訪問し、芸術団とも訪韓して公演を行った。 統一部によると、北朝鮮側は16日、韓国側に19日の実務接触を提案。韓国側が20日の開催を逆提案し、北朝鮮側が受け入れたという。 実務接触では訪朝する芸術団の規模や訪朝経路、公演内容、訪朝期間、安全問題などについて議論するとみられる。 一方、同部当局者はテコンドー演武団の平壌公演に関して、「文書交換の形で議論が行われると思う」と述べた。 公演の時期は4月初旬をめどに協議が進められている。