偽ブランド販売摘発、日本人限定で1億ウォン稼ぐ

ソウル・西大門警察署は16日、日本人観光客に偽ブランド品を販売した商標法違反容疑で逮捕した容疑者について、拘束延長を申請する予定だと明らかにした。警察によると、容疑者は2005年12月、ソウル市中区新堂洞の高級アパートをショッピングモールのように装い、ガイドの推薦で訪れた日本人観光客に海外有名ブランド腕時計やハンドバッグの偽物を販売した疑い。定価2000万ウォンの高級時計の偽物を中国などの流通業者から10万ウォンで購入し30万ウォンで販売するなどの手口で、これまでに1億2000万ウォンの利益を得ていた。容疑者は以前ソウル・梨泰院で営業していたが、取り締まりの強化を避け新堂洞に移り、1階では通常の販売店を営みながら日本人観光客に限り上階の偽物フロアに案内していた。
　警察は国家情報院と協力し偽物製造業者のつながりの把握に当たっており、梨泰院や漢南洞にも同様の販売店が10件余りあるとみて捜査を拡大している。


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