14日に三重県志摩市の大王崎沖で韓国船籍の貨物船ゼニスライト号が沈没した事故で、行方不明の船員8人のうち、韓国人船員1人が遺体で見つかった。海洋警察庁によると、日本の海上保安庁の巡視船が15日午後12時ごろ、現場近くの海上で発見した。15日午後6時現在、乗組員11人のうちミャンマー人2人が救助され、韓国人1人とミャンマー人2人の死亡が確認されている。残り6人(韓国人3人、インドネシア人2人、ミャンマー人1人)は行方不明のままだ。海洋警察庁は引き続き海上保安庁の捜索を要請している。
 海上保安庁は、行方不明者は沈没直前に脱出し現在も漂流している可能性が高いと見て、この日も巡視船とヘリコプターを動員し捜索を続けた。貨物船の引き揚げやダイバーによる船内捜索は、水深が深いため難しいようだ。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0