サムスン電子が昨年、世界のテレビ市場でトップに立った。市場調査機関のディスプレーサーチが14日に明らかにしたところによると、サムスン電子は昨年、液晶テレビ、プラズマテレビ、ブラウン管テレビなどすべてを合わせたテレビ市場での販売シェアが10.6%となり、LG電子の9.8%、中国TTEの9.4%、フィリップスの6.8%、ソニーの6.2%などを抑え1位となった。
 売上基準のシェアでもサムスン電子は14.2%となり、ソニーの11.3%、LG電子の8.6%、パナソニックの8.5%、フィリップスの8.3%などを抑えトップとなっている。


 サムスン電子がテレビの世界市場で販売台数、売上高ともにトップになるのは、同社が1972年にテレビ事業に参入して以来初めてとなる。

 テレビの種類別のシェアでは、液晶テレビの販売台数でサムスン電子が13.4%、フィリップスが13.0%、ソニーが11.6%などとなりサムスン電子がトップだったが、売上高基準ではソニーが16.0%となり、15.0%のサムスンは2位となった。

 プラズマテレビの販売台数はパナソニック(29.0%)、LG電子(16.0%)に次いで14.0%となり3位だった。ブラウン管テレビではTTEが12.0%でトップとなり、サムスン電子とLG電子がそれぞれ10.0%で同率2位となった。売上高ではサムスン電子が11.0%で1位となった。


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