江南循環高速道路は、オリンピック大路と南部循環路の交通渋滞を解決するためソウル市が1994年から建設を進めた都市高速道路だ。全区間が開通されれば、相対的に立ち遅れているソウル南西圏の開発が加速する見通しだ。
南部区間はソウル大学や近隣の居住地域を通る。市は自然環境や住民への被害を最小限にとどめようと、舎堂インターチェンジを除く全区間を地下に建設する計画だ。8.7キロメートルに達する始興洞~舎堂インターチェンジ区間のトンネルが完工すれば、国内で最も長い道路トンネルになる。
建設には7265億ウォンが投じられる。このうち、4900億ウォンは民間事業者が、2365億ウォンは市が負担する。利用料金を徴収する営業所2か所、インターチェンジ2か所、火災などに備えた非常駐車台28か所、車両用避難路14か所、歩行者用避難路30か所などが設置される。利用料金は2000~4000ウォン台を検討している。1日8万2000台以上の利用を見込む。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0