寧賦魁・駐韓中国大使は12日に外交通商部を訪問し、中国人8人が死亡した麗水出入国管理事務所での火災事故対策について、趙重杓(チョ・ジュンピョ)第1次官と話し合った。
 寧大使は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の欧州歴訪に同行した宋旻淳(ソン・ミンスン)長官に代わり、趙第1次官と会談した。中国側が今回の事故を重く見ていることを強調し、死亡者に対する正当な処理や火災原因の早急な究明などを促したほか、負傷者に対する治療や同様の事故の再発防止を強く求めたと、駐韓中国大使館関係者が伝えた。

 駐韓中国大使館側は、火災の発生原因や死者・負傷者の身元確認などを行うため、事故発生当日に2人の領事を麗水に派遣しているほか、12日午前には総領事1人を追加派遣した。

 一方、中国外交部は11日に報道官名義の声明を発表し、中国人死亡者や負傷者数を確認するとともに、火災の原因や死者・負傷者の具体的な状況に対する調査に乗り出していることを明らかにした。

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