9人組韓国ダンスボーイズグループ「SF9(エスエフナイン)」が、1月19日、東京・ZEPPダイバーシティ東京で「SF9 OFFICIAL FANCLUB LAUNCHING PARTY ~The Beginning of Fantasy World~」を開催した。これは昨年6月に日本デビューを果たした「SF9」の日本公式ファンクラブ“FANTASY JAPAN”発足を記念し、ファンクラブに加入した会員を無料招待したイベントで、ライブはもちろん、トークやゲーム、ファンが参加するコーナーなど充実した内容で、予定終了時間を30分以上もオーバーする盛り上がりを見せた。
本編前にまず、オープニングアクトとしてSF9のカバーダンスチームが2組登場。日本1stアルバム「Sensational Feeling Nine」リリースを記念して中高生に人気の動画コミュニティ”MixChannel”で開催されたアルバムリード曲「僕の太陽 ~O Sole Mio~」ダンスコンテストの優勝チームSWITCH & KPOP学園が「ROAR -Japanese ver.-」で躍動感あるパフォーマンスを披露した後は、スペシャルゲストとしてよしもと若手カバーダンスチームSY9(センセーショナルよしもとナイン)が登場し、「僕の太陽 ~O Sole Mio~」をオリジナル演出で披露し、会場を沸かせた。
すっかり温まった会場にオープニング映像が流れると、ファンの期待も高まる。大きな歓声の中、柔らかなドレープの衣装で「SF9」の9人のメンバーが現れると、まずは12月13日にリリースされたばかりの日本1stアルバム「Sensational Feeling Nine」のリード曲「僕の太陽 ~O Sole Mio~」で幕が上がる。このラテンポップを取り入れた甘く切ない楽曲では、衣装のドレープが闘牛士や騎士のマントのような役割をし、ダンスを引き立てる。
リーダーのヨンビンが「『SF9 OFFICIAL FANCLUB LAUNCHING PARTY ~The Beginning of Fantasy World~』にようこそ!」とあいさつをすると、「今日はFantasy(ファン)とSF9だけの時間です。一緒に“Fantasy World”おめでとうと言いましょう!」とチャニが提案。メンバーとファンが一緒に「おめでとう」の言葉でファンクラブ結成を祝った。
あいさつが終わると「いくぞー!」という気合と共に「ROAR -Japanese ver.-」を熱唱すると、その気合につられるようにファンコールの大きな声が上がる。メンバーたちの息も整わないうちに続けざまに風車をかたどったダイナミックなイントロのダンスが特徴的な「K.O. -Japanese ver.-」を披露。メロウな「Easy Love -Japanese ver.-」では、メンバー各人がそれぞれ自分のパートでアピールをするなど、日本での単独公演はもちろん、バンコク、マニラ、シンガポール、台北、香港などアジア5都市での「2017 SF9 BE MY FANTASY ASIA FAN MEETING TOUR」、ダラス、シアトル、ボストンなどアメリカ3都市での「2017 SF9 BE MY FANTASY IN USA」など海外ファンミーティングツアーや、世界各地で開催されるイベントでライブの経験を積んできた彼らだけに、韓国デビューからわずか1年ではあるがライブ運びに余裕が感じられる。