産業用地の不足から毎年企業の流出が続いていた釜山が、初の外国企業専用団地の誕生により、昨年は製造業を中心に外国人投資額が急増した。
 釜山市が12日に明らかにしたところによると、釜山地域への外国企業投資は昨年95件、総額3億4289万ドルに達した。前年の102件、3億50万ドルに比べ件数は7件減ったものの投資金額は4239ドルの増加となる。特に製造業は前年の8458万ドルから2億9587万ドルと2.5倍の急増を記録した。

 釜山地域への投資は、2005年まではサービス業が多くを占めていたが、昨年は製造業の投資が急激に増えている。これは2005年11月に、江西区の智士科学産業団地が初めて外国企業専用団地に指定され、外国企業誘致の条件が整ったことが背景だ。智士科学産業団地に投資する外国企業は1平方メートル当たり150ウォンの賃貸料で工場用地を最大50年間借りられるほか、3年間にわたり国税と地方税が免除されるなどのメリットがある。同団地には昨年だけで1億6200万ドルの投資があったが、これは釜山全体の外国企業投資(製造業)の55%に相当する。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0