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東京の静嘉堂文庫美術館に韓国古典籍639種 調査で確認
【ソウル聯合ニュース】海外所在の韓国文化財を調査・研究する「国外所在文化財財団」は9日、約20万冊の古典籍などを所蔵する日本の静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)に、これまで知られていた90~100種よりはるかに多い639種、3467冊の韓国(朝鮮)古典籍があることを確認したと伝えた。同所で実態調査を行った韓国の書誌学研究者によると、中国や日本の書籍に分類されていた書物のうち、相当数が韓国の古書だったという。 調査で存在が新たに確認されたのは、朝鮮王朝時代に高い官職にあった盧守慎(ノ・スシン、1515~1590)が1544年に王から下賜された活字本「朱子語類」など、16世紀の書籍が多い。同財団は静嘉堂文庫美術館に所蔵されている韓国古典籍の写真と簡単な説明を記した目録集を発刊する方針だ。