国防部、昨年の鉄原部隊銃器死亡事故について「“残弾射撃”はなかった」=韓国
国防部、昨年の鉄原部隊銃器死亡事故について「“残弾射撃”はなかった」=韓国
昨年9月、韓国・江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)陸軍部隊で兵士が流弾に当たって死亡する事故が発生し、これに関連して、当時の“残弾射撃”疑惑は事実でないと国防部が5日、明らかにした。

 韓国国防部は鉄原銃器事故の残弾射撃疑惑について、昨年12月15日~28日、国防部の監査官室6人を投入し調査を実施した。

 国防部は調査の結果、事故当日、84人(1組6人、14組)が個人当たり20発の射撃が計画されており、訓練中に事故が発生した13組は事故後、射撃を中断したと説明した。事故後の残弾射撃など追加射撃はなかったということを確認したと国防部は付け加えた。

 また、当日の個人射撃発数を調べた結果、射撃を実施した78人中、個人に支給された実弾20発を超過した人員はいなかった。射撃訓練のために受領した実弾と返却された弾皮と実弾数量も一致した。

 ただし、一部媒体の報道の「残弾射撃があった」とする内容は、一部兵士の機能故障措置後の射撃“再射撃”を“残弾射撃”と表現し誤解が生じたことが確認されたと国防部は明らかにした。

 “再射撃”は射撃訓練終了後のいわゆる“消耗性残弾射撃”とは概念的にまったく違うもので、正常な射撃だという説明だ。

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