政府が8日までにまとめた特別交通対策によると、特別交通対策期間に定められた16日から20日までで、前年より5.7%、通常時より83.6%多い3405万人の移動が見込まれる。このうち84.0%が乗用車での移動とみられ、高速道路では激しい渋滞が予想される。帰省のピークは17日、Uターンのピークは19日になるとみられる。時間帯別では、帰省の場合は午前9時から正午まで、Uターンは正午から午後6時までが最も混雑する見通しだ。
帰省ラッシュに備え、鉄道は普段より13%多い1日平均5936両が投入され、高速バスは5%多い1日平均6805便が運行される。貸し切りバスも800台が投入されるほか、国内線航空機は1日平均26便増便される。警察庁は16日正午から19日午前0時まで高速道路でのバス専用レーン制を実施する。また混雑が予想される一部区間では交通規制が敷かれる。
連休期間に政府は橋梁や鉄道、空港など主要交通施設に対する安全点検を行い、救急隊などと非常連絡体制を取る。気象庁も迅速な気象特報などを通じ、悪天候の場合には旅客船や航空機の運航を統制し、保健福祉部は救急患者の発生に備え非常診療対策を講じる。韓国鉄道公社とソウル市は18日から20日午前2時まで首都圏の主要駅、高速バスターミナルを経由するバス路線の延長運行を行うほか、16日午前4時から20日午前4時まではタクシーの運行制限も解除する。
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