今年は異常気象現象が見られる可能性が高いと述べ、その根拠として冬の寒波の減少、春の黄砂頻発と水不足の可能性、夏の集中豪雨の規模拡大と熱帯夜発生日の増加、秋の大型台風被害の可能性などを挙げている。
具体的には、冬が80年前に比べ1か月ほど短くなっており、100年後にはさらに15日短縮されると予想した。黄砂発生日数はソウルの場合、1980年代の3.9日から、1990年代は7.8日、2000年以降は12.8日と増加しており、こうした傾向はさらに強まっていると説明した。今年の全国平均の黄砂発生回数については、気象庁が最近になり平年の3.6日より多いとの予測を出している。
一方、1日当たり80ミリ以上の集中豪雨は1954年~1963年は年平均23.5日だったが、1996~2005年には36.7日と大きく増えているという。夏場の熱帯夜の発生日数は1920年代の2.3日から2000年以降は9.4日に増えた。超大型台風が発生する可能性も高まっており、4兆ウォン以上の財産被害を出した台風はいずれもこの5年間に集中していると指摘した。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0