半導体デバイステスト装置とテストトレイに関する特許が侵害されたとして、日本の半導体試験用搬送装置(半導体テスト・ハンドラ)大手、アドバンテストがテックウィンを提訴した訴訟で、特許法院(知的財産高等裁判所に相当)は1日、アドバンテストが保有する特許が無効であるとの判決を下した。テックウィングが4日に明らかにした。

 特許法院は、アドバンテストが示した半導体デバイステスト装置とテストトレイに関する特許について、テスト・ハンドラ業界に従事するエンジニアならだれでも簡単に類推できる技術であるため、関連特許は無効と判断した。アドバンテストは合わせて3件の訴訟を起こしたが、残り2件は先月すでに無効となっている。

 アドバンテストは2004年12月、特許侵害でテックウィンをソウル地方裁判所に提訴した。これを受け、テックウィンもアドバンテストの特許権無効審判と特許権利範囲確認審判を求める訴訟を起こした。昨年3月、いずれも「特許権の侵害には当たらない」との判決が言い渡された。


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