女優チェ・ジョンユンの夫、億台の株価操作容疑…執行猶予3年・罰金約5千万

韓国女優チェ・ジョンユン（40）の夫でイーランドグループのパク・ソンギョン副会長の長男ユン・テジュン被告（35、本名:ユン・チュングン、歌手）が執行猶予に億台の罰金刑を宣告された。

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　ソウル南部地裁刑事合意12部（部長判事:シム・ヒョンソプ）は26日、資本市場と金融投資業に関する法律違反容疑で起訴されたYC Investmentの前代表ユン被告に懲役1年6か月・執行猶予3年を言い渡した。これと共に罰金5億ウォン（約5000万円）を宣告、追徴金4億1871万6239ウォン（約4200万円）も命令した。

　この日、裁判部はユン被告が事業内容を操作・誇張して虚偽報道資料を配布し、下落した株価を引き上げて不当利益を得たことは認めながらも、検察が主張した不当利益規模は受け入れなかった。そして、ユン被告が得た不当利益は20億ウォン（約2億円）のうち4億5727万7684ウォンのみを認定した。

　量刑理由について裁判部は「自身のコネや社会的影響力を利用して虚偽報道がされるようはたらきかけ、投資家や株式取引に参加する不特定多数に損害を負わせて経済秩序を押し倒す重大な犯罪をおかした」と明らかにした。

　一方、ユン被告は今年4月28日、株価操作容疑で起訴された。ユン被告は去る2014年4月、中国市場に韓流芸能関連コンテンツを供給するモバイルアプリケーション事業を展開し、株価が下落するとすぐに同年10月から2015年2月までの数回にかけて、虚偽報道資料を配布する方法で株価を引き上げた後、株式一部を売って20億ウォン相当の差益を得た容疑で裁判に移された。