社会的地位のある人物が加害者というケースは、全相談件数の約10%に及んだ。教育者が125件、医療機関従事者が51件、聖職者が24件、公職者が21件に及んだ。加害者の年齢は成人が1794件で83.4%を占め、青少年が194件で9%、子どもが35件で1.6%、幼児も19件あり0.9%だった。
昨年受け付けた相談の中で、公訴時効を過ぎたものは257件で全体の11.1%に上っており、相談所は性犯罪に関連する公訴時効の延長を訴えている。
また、最近は交際相手に性的暴力をはたらくケースも増えている。昨年は173件が寄せられ、全相談件数の7.5%を占めた。相談所は、親しい間柄での性的暴力は個人で解決すべき私的な問題だとする社会的認識を変えていく必要があると強調している。
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