4thアルバムをリリースしてカムバック</b>
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失恋したのだろうか?事業に失敗したのだろうか?世の中の不安をすべて抱え込んだように暗い表情をした3人の青年。真っ黒なスーツを着た彼らがとり出したのは、真っ黒なアルバムだった。
『I Remember』『平和の日』『Fly』などを歌い、ハツラツと飛び跳ねていた3人組ヒップホップグループ<Epik High(エピック・ハイ)>は、23日に4枚目のアルバム『Remapping the Human Soul』をリリースし、深い泥沼にハマったようだ。「今や男性美が漂っていますね」というジョークにも、以前のような茶目っ気を表さなかった。
「アルバムを制作しながら、年もとって大人になって…。4年間、音楽活動をしながら成長してきてきましたが、同時に変化もありました。周りの人たちは“初心に戻れ”と言うけれど、正直に言って、初心に戻ろうとは考えていません。僕たちは、過去ではない理想に向かって走って行きたいから…」(TABLO)
「『Remapping the Human Soul』は僕たちのデビューアルバム『Map Of The Human Soul』を見ながら作りました。これまでどんなに沢山のことを学んだのか、地図をもう一度、広げてみたかったんです」(DJ TUKUTZ)
ブラックの意味はまさにプレッシャーだった。2005年、3rdアルバムタイトル曲『Fly』が各音楽チャートで1位を占め、待ち望んでいたスターに上り詰めたが、それを上回るファンの期待や「ラッパーがなぜバラエティ番組に出演するのか」というバッシングがついて回った。何事もなかったように「ただ音楽だけをやろう」と叫んでいるが、彼らの本音は「ちゃんと歩いて来たのだろうか」と後ろを振り返るだけだ。
「しかし、悲観的だけではありません。ニューアルバムで復帰する僕たちのために、多くの方々が待っていてくれていることを考えると、奇跡みたいですし…。これまでの熾烈な苦しみが無駄にならないことを願うだけです」(MITHRA JIN)
彼らの苦悩は、前作よりも重みの増したアルバムに溶け込んでいる。27曲が2枚のCDに収められた4thアルバムは、暗く強烈だ。
タイトル曲『Fan』について尋ねると彼らは「神様を見てもいないのに信じなきゃならないという現実に胸が痛むように、手に入れたいのに人間が手に入れられないものを歌った」と明かす。また、今回のアルバムの性格と最も合っている『魂』は、エミネムの『Lose Yourself』を連想させるように、強烈で荒々しい。今回のアルバムの中では唯一明るい曲『Love Love Love』も、歌詞には暗さが表われている。
「所属事務所の代表に聴かせたら、“メロディは楽しそうなのに何でこんなに悲しいんだ”と泣いてしまったそうです」と彼らはいう。過去のハツラツとした“悪童3人衆”から“真面目な3人衆”に変化したようだ。
「4thアルバムを一言で表現すると、“楽しさ”だと思います。僕たちにとっては、今も世の中で一番楽しいことは音楽です。しかし、人々はこの楽しさをよく忘れようとします。多くの売上枚数よりも、僕たちはただ、多くの人々がこのアルバムを通じて、忘れていた“楽しさ”を思い出してくれたら嬉しいです。音楽ってこんなに楽しいじゃないですか、ハハハ」(TABLO)
Copyrights(C)donga.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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