大邱のゲーム音楽会社、台湾と新人歌手の発掘事業

大邱で新人歌手を育て、韓流ブームに挑戦しよう――。韓国と台湾が協力して、アジアで活躍する歌手を発掘しようとするプロジェクトが大邱で進められている。

　これは大邱唯一のゲーム音楽制作会社が計画しているもので、ゲーム音楽制作のノウハウを活かし、選抜した歌手による韓国・台湾合作アルバムを制作する予定だ。

　この会社は昨年11月に台湾のエンターテイメント会社と契約を交わした後、現地でオーディションを行い、新人歌手4人を選抜している。同社は現在ホームページを通じて韓国人候補者を募っており、来月初めに大邱で行う公開オーディションで同じく4人を選抜するという。韓国人と台湾人各2人ずつの4人で1チームを作り、アルバムには2チームがそれぞれ5曲ずつを収録する予定だ。アルバムはまずは国内で発売され、その後、台湾、中国市場へ乗り出すという。同社のペク・チェソン代表は、ソウルに比べ大邱は文化的な基盤が整っていないが、今回のプロジェクトで地域文化産業が拡大する可能性を示したいと意気込んでいる。


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