ソウル市が25日に発表した昨年の事業体基礎統計調査の結果によると、単一業種でソウル市内に最も多い事業所は韓国料理を出す食堂・レストランなどの「韓食堂」で、4万8280か所だった。洞(行政区画・町に相当)別では、鍾路区鍾路1~4街洞が956か所で最も多く、江南区駅三1洞が781か所で2位、汝矣島洞が555か所で3位となった。

 韓食堂の次に多かったのは不動産仲介業者で2万1471か所、以下、簡易酒店が2万279か所、美容室が1万6891か所の順となった。日常生活と密接した事業所が最も多いことが分かった。

 昨年のソウル市内の総事業所数は74万1229か所、全従事者数は384万3010人で、前年に比べ0.06%と2.97%増加した。産業別では、卸・小売りが22万2079か所(29.9%)、宿泊・飲食店が11万7552か所(15.8%)、運輸が9万5222か所(12.8%)の順で、これら産業が全事業者の58.6%を占めた。

 2005年との比較では、通信が8.0%、教育サービスが4.2%増加した一方、電気・ガス・水道、飲食店はそれぞれ4.2%と3.3%減少した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0