韓国とベトナムが、放射線医学の共同研究センターをベトナム・ハノイに設立する。

 金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)は24日、ハノイで開かれた第4回韓国・ベトナム科学技術共同委員会に出席し、研究センター設立に向けた覚書に署名した。科学技術部が明らかにした。

 研究センターは、ベトナムの108セントラル・ミリタリー・ホスピタル内に設置され、同病院と韓国原子力医学院が主管する。研究センターには、原子力医学院が独自開発したがん早期診断装備が初めて設置され、これまで欧州諸国の独壇場だったベトナムや東南アジアの核医学装備市場に韓国が進出できる足がかりを築くものと期待される。

 両国はこのほか、韓国の途上国技術支援団と科学技術人材の派遣、ベトナムの科学技術長期計画作りへの支援などをテーマに両国間の科学技術協力策について意見を交わした。


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