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韓国 きょうのニュース(8月24日)
◇NGO報告書「国情院職員約10人が自殺」 韓国情報機関、国家情報院(国情院)の元世勲(ウォン・セフン)元院長が在任した2009年から13年の間に同機関の士気が著しく低下し、この期間に約10人の職員が自殺したとの内容が国際非政府組織(NGO)の報告書に掲載されていたことが分かった。国際紛争を研究し紛争の予防を目指すNGO「国際危機グループ」(ICG、本部ブリュッセル)が14年8月5日に発表した「韓国情報機関の病的症状の危険性」という報告書に掲載されたこれらの内容が事実なら、国情院の政治・選挙介入問題とは別の次元で波紋を呼ぶことが予想され、当局の正確な真相究明作業が必要になるとみられる。◇韓中国交正常化25周年 外交の難題山積 韓国の青瓦台(大統領府)は、韓中国交正常化25周年を迎えた24日も対中外交に関し控えめな姿勢を取った。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を巡るあつれきにより、対中関係を改善する画期的な解決方法を見いだせずにいる状況をそのまま反映した形だ。◇正恩氏視察写真に「北極星3」説明板 SLBM開発か 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が23日に掲載した金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の国防科学院化学材料研究所の視察写真に、まだ発射実験を行っていない固体燃料の弾道ミサイル「北極星3」に関する情報が写っていた。写真に写った説明板には「北極星3」の構造などを描写したものとみられる複数の絵も描かれている。これらの図面には「水中戦略弾道弾」と書かれており、「北極星3」は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定される。◇サムスンの新スマホ「ノート8」 デュアルカメラに自信 韓国のサムスン電子が米ニューヨークで23日(米東部時間)に発表した戦略スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート8」に世界の注目が集まっている。ノート8は大画面で支持を集める「ギャラクシーノート」シリーズの7番目のモデルで、発火事故が相次ぎ昨年後半に販売を停止した「ギャラクシーノート7」の後継機。発表イベントでは新たに搭載されたデュアルカメラについて、競合機種の「iPhone(アイフォーン)7プラス」で撮影した写真と比較し、優れた画質をアピールした。◇サムスントップ あす午後判決公判 韓国の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われているサムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)被告(サムスン電子副会長)に対する判決公判が25日午後に開かれる。今年2月28日に起訴されてから、178日での一審判決言い渡しとなる。◇文大統領の支持率74.4% 2週連続上昇 韓国世論調査会社のリアルメーターが24日発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週から2.0ポイント上昇した74.4%だった。政党支持率は、進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週から小幅上昇して50%台を維持し、保守系最大野党の「自由韓国党」は再び15%台以下に下落した。調査は21日から23日まで、全国の成人男女1522人を対象に実施された。◇新古里原発の建設是非 25日から1次調査実施 建設の是非を巡り建設工事を中断している新古里原発5、6号機(蔚山市)について、国民からの意見を聴取する世論調査が25日から始まる。「新古里原発5、6号機公論調査委員会」の金知衡(キム・ジヒョン)委員長が24日、会見を開いて発表した。電話による1次調査を行った後、是非の判断に加わる「市民陪審団」のオリエンテーションの際に2次調査、陪審団が行う2泊3日の討論会の開始時に3次調査、終了時に4次調査を実施する。