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韓国 きょうのニュース(8月2日)
◇韓国政府・与党 住宅市場安定化対策を協議 韓国の与党「共に民主党」と国土交通部は2日、国会で開いた政府・与党協議で住宅市場安定化対策を検討し、ソウル市の江南4区、世宗市を投機過熱地区と投機地区に重複指定して住宅の複数保有者に対する譲渡税を強化することを決めた。また、高騰する住宅価格を安定させるために分譲権の転売を制限し、金融規制も強化する方針だ。◇台風5号 朝鮮半島に接近 日本に向かっていた非常に強い台風5号は朝鮮半島に進路を変え、週末にかけて済州島を中心に影響を及ぼすとみられる。韓国気象庁と国家台風センターによると2日午前9時現在、台風の中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、強風域は半径280キロ。◇小規模業者の9割「最低賃金引き上げで従業員減らす」 韓国政府が来年の最低賃金を今年より16.4%引き上げて7530ウォン(約740円)にすると決めたことを受け、小商工人連合会は先月21~28日に外食業、卸小売業、個人サービス業などさまざまな業種の会員と一般小規模事業主532人を対象にアンケートを実施した。その結果、小規模事業者10人中9人が従業員を減らす計画であることが明らかになった。◇大宇造船 インドネシアに潜水艦を初輸出 韓国造船大手の大宇造船海洋が、韓国企業として初めて海外から受注した潜水艦が完成し、インドネシアに引き渡された。同社は2日、韓国南部の玉浦造船所で1400トン級潜水艦1隻をインドネシア国防省に引き渡す行事を開催したと伝えた。この潜水艦は2011年にインドネシア国防省から受注した1400トン級潜水艦3隻のうち、最初に完成したものだ。◇ソウルの主要9大学 受験料を10~15%引き下げへ 韓国の高麗大、延世大をはじめとする主要私立大9校は、今年の受験料を10%以上引き下げるとみられる。教育界によると、9大学の入学処長はこのほど会議を開き、来月に始まる18年度随時募集から受験料を引き下げることで一致した。◇朴槿恵被告 サムスン副会長公判での証言を再び拒否 贈賄罪などで起訴されたサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告の公判で証人採用された前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告が、朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームの2回目の呼び出しも拒否し、証人尋問は実現しなかった。同チームは2日、「ソウル拘置所が李副会長などの贈賄事件の証人として採用された朴被告の令状を執行しようとしたが、朴被告が健康上の理由で執行を拒否し、執行できなかった」と明らかにした。◇韓国人 ISより中国の勢力拡大が脅威 世界の主要国が過激派組織「イスラム国」(IS)や気候変動を最も大きな脅威に選ぶ中、韓国は中国の勢力拡大を最も懸念していることが明らかになった。米シンクタンクのピュー研究所が世界38カ国を対象に各国の重大脅威についての認識度を調査した結果、韓国では83%が中国の力・影響力を最も大きな脅威に選んだ。◇北朝鮮が数学五輪不参加 昨年の亡命事件影響か 北朝鮮が07年から毎年参加してきた国際数学オリンピックに今年初めて参加しなかった。今回の不参加は、昨年の香港大会に参加した北朝鮮の生徒の亡命事件が決定的な影響を及ぼしたとの分析が有力だ。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は2日、平壌科学技術大のパク・チャンモ名誉総長がVOAの取材に対し「名前(名簿)まで出ていたが、結局参加しなかった」と述べたと報じた。