サムスン電子の李在鎔常務、定期人事で専務に昇進

サムスン電子は17日、李健熙（イ・ゴンヒ）グループ会長の長男、李在鎔（イ・ジェヨン）常務を同社専務に昇格するなど定期人事を発表した。同社としては過去最大級の450人が昇進し、IRチーム長を務める朱尤シク（チュ・ウシク）専務が副社長に起用されたほか、戦略企画室企画広報チーム広報パート長にサムスン経済研究所の尹淳奉（ユン・スンボン）副社長が任命された。

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　サムスングループ関係者は、系列会社が苦しい状況にある中でも5年連続で10兆ウォン以上の純利益を計上するなど、優れた業績を上げた点を考慮し、多くの役員を昇進させたと説明している。また、「成果のあるところに褒賞あり」というサムスングループの原則を例外なく適用したという。

　李在鎔常務をめぐっては、副社長以上に起用され、経営の第一線に出るとの予想もあったが、結局は1段階の昇進にとどまった。同社関係者は「破格の人事をしないのはグループの伝統」とし、李常務自身もまだ経営を学ばなくてはならないとの考えを持っているようだと背景を説明している。


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