大検察庁(最高検に相当)中央捜査部は16日、会社資金693億ウォンを横領した疑いなどで起訴されていた現代・起亜自動車グループ会長の鄭夢九(チョン・モング)被告に懲役6年を求刑した。

 検察は公判(結審)で、「被告人の横領および背任犯行は、犯罪が重大で弊害が大きい。法と原則を一時放棄すれば国家経済にさらに大きな災いを呼び起こすこともある。厳重に断罪し、企業経営を透明化すべき」として懲役6年を求刑した。

 鄭被告は最終陳述で「今回のことで大きな物議を醸し国民の皆さんに申し訳なく、大いに反省した。会社は今非常に大変だ。機会を許されるなら現場経営、品質経営、グローバル経営で現代・起亜自動車を世界5大自動車メーカーに成長させることで報いたい」と述べた。

 ともに起訴されたグループ総括副会長の金東晋(キム・ドンジン)被告には懲役4年を求刑した。


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