労組は16日にはストを行わず、会社側に労使交渉のテーブルにつくよう求める文章を送り、事態解決に向けた誠実な交渉を促す計画だ。要求が受け入れられない場合、17日午前10時から6時間、午後11時から6時間の部分ストに再突入する。それ以降のスト日程については17日の中央争議対策委員会で決定する。
現代自動車は昨年12月28日以降、組合員の特別勤務拒否と残業拒否により、これまでに1万5147台の生産ができなくなるなど2277億ウォン相当の影響を受けている。労組の要求に対しては昨年の賃金交渉ですでに合意済みとの立場を示しており、ストは明白な不法行為として厳しく対処する考えを示している。
一方、現代自の尹汝チョル(ユン・ヨチョル)社長は15日朝、蔚山工場労組事務室を訪問し、会社の生産損失と労働者の賃金損失、協力企業や国の経済的打撃を考慮しストを撤回するよう求めた。尹社長は、成果給などについては昨年の労使賃金交渉での合意に基づくものだとした上で、今年多くの成果があれば例年よりも十分な補償を行うと強調した。
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