韓日中の3カ国が参加する第1回科学技術担当相会議が12日にソウルで開かれた。韓国から金雨植(キム・ウシク)副首相(科学技術部長官を兼任)、日本から伊吹文明文部科学相、中国から徐冠華科学技術相が出席した会議では、科学技術分野での協力増進に向けた合意文に署名された。
 合意文によると、3カ国だけでなくアジア地域で共通した懸案である災害防止、環境保護、エネルギー開発などと関連した共同技術開発を拡大するほか、知的財産権保護などを通じて国際基準に合致した責任を分担し相互協力を強化していく。また漢方医学など3カ国固有の伝統技術分野での研究開発でも協力し、原子力の平和的利用に向けた研究機関間の協力も強化する。このほか科学技術者の交流を拡大し、情報交流も広げていく。

 会議は2002年の韓日中首脳会談で韓国が発案したもので、今後は2年ごとに開催していく。


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