ソウル・西大門警察署は前日(13日)午前、延世大のキム某教授(47)の研究室前に爆発物を置き、これを開けさせることで、キム教授に首や足などにやけどを負わせた容疑(爆発物使用罪)を受けているキム氏に対して、殺人未遂容疑を検討中だと14日、明らかにした。
警察関係者は「キム氏がキム教授を特定して犯行した」とし「現在、殺人未遂容疑についても検討をしている」と述べた。
延世大学機械工学科の修士・博士統合課程に在学中のキム氏が兵役特例を受けるために英語の勉強をしなければならなかったが、指導教授であるキム教授が時間を与えず、恨みを抱いて犯行に及んだという報道があったが、警察はこれについて「そのような陳述はなかった」と否定した。
警察の調査結果、キム氏はキム教授を狙ったのは事実だが、殺害する意図はなかったと陳述したことがわかった。またキム氏は警察調査で爆発物を直接作り、他の資料は参照していなかったと陳述した。
警察はキム氏が自ら爆発物を製造したのか確認するために前日、キム氏のパソコンやスマートフォンなどの電子機器を国立科学捜査研究院に送り調査を依頼した。
警察は今後調査を通じてキム氏に傷害や殺人の意図があったのかどうかなどを追加で確認する一方、この日午後、キム氏に対する逮捕状を申請する予定だ。また警察はキム氏の陳述をもとに、治療を受けているキム教授に対する調査をおこない、普段の関係や犯行動機などを確認する方針だ。
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