ソウル市の慰安婦被害者追悼公園「記憶の場」で歴史を学ぶプログラムを運営=韓国(提供:news1)
ソウル市の慰安婦被害者追悼公園「記憶の場」で歴史を学ぶプログラムを運営=韓国(提供:news1)
韓国・ソウル市は6月から旧日本軍の慰安婦被害者追悼公園「記憶の場」で文化解説プログラムを運営すると1日、明らかにした。

 韓日強制合併条約が締結された韓国統監官邸の跡地に造成された旧日本軍の慰安婦被害者追悼公園「記憶の場」は旧日本軍の慰安婦問題を知らせて被害者を記憶するための追悼空間である。

 ソウル市はプログラムを通じて慰安婦制度に対する歴史や日本の帝国主義、そして「記憶の場」周辺の人権弾圧の現場訪問を提供し、人権・歴史教育を支援する計画だ。

 プログラムは2つで構成された。青少年・大学生、成人を対象にした文化解説プログラムは毎週水曜午後4時より無料で運営される。小中学生、家族と共にする体験プログラムは家族が参加できるプログラムなどが追加される。毎週末(土曜もしくは日曜)午前10時より無料で運営される。この文化解説プログラムはソウル市公共サービス予約システムを通じて申請できる。

 ソウル市の女性家族政策室長は「旧日本軍の慰安婦に対する関心は非常に高いが、政策関連の歴史的事実についてよく知ることができなかったのが現実だった」とし「記憶の場文化解説プログラムを通じて多くの方々が慰安婦への正しい歴史を理解し、慰安婦の歴史を忘れない契機となってほしい」と述べた。


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