MBC医療ドラマ『白い巨塔』（脚本:イ・ギウォン/演出:アン・パンソク）が、去る6日に初回放送を終え、視聴者たちの好評が続いている。これに続き、『白い巨塔』と同じジャンルのSBS新水木ドラマ『外科医ポン・ダルヒ』（脚本:イ・ジョンソン/演出:キム・ヒョンシク）も善戦となるのか、高い関心が集まっている。

現在『白い巨塔』は、自身の目標のためならば手段と方法を選ばない天才外科医チャン・ジュンヒョク（キム・ミョンミン）を描いている。今後『白い巨塔』はチャン・ジュンヒョクの一生を通じて医療界と教授社会に対する赤裸々な批評と人間の尊厳性を共に描く予定だ。

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多くの視聴者たちは『白い巨塔』がドラマ序盤にも関わらず「色合いの異なる医療ドラマ」という評価を下し、人間の欲望と葛藤を上手く描いたドラマになりそうだという反応を示している。一方、来たる17日に初回放送される医療ドラマ『外科医ポン・ダルヒ』は、地方出身の外科レジデント1年目のポン・ダルヒ(イ・ヨウォン)が、真の医師に成長する過程を描く予定だ。

『白い巨塔』が人間の内面心理を主に描く作品だとすれば、『外科医ポン・ダルヒ』は医師として成長する過程と同時に、アン・ジュングン（イ・ボムス）を取り囲んだ三角関係にも比重を置いて描く予定だ。

視聴者たちは『白い巨塔』が、ありきたりの三角関係がなくても新鮮だという反応を示している。これに対し『外科医ポン・ダルヒ』は、三角関係と医師たちの苦悩をどんな色合いで描き出すかが、このドラマのポイントになるはずだ。

一方、MBC『白い巨塔』は去る6日と7日の第1、2話放送分で、全国視聴率12.2%、10.4%（TNSメディア基準）を記録し、順調な滑り出しを見せた。SBS『外科医ポン・ダルヒ』は『恋人』の後続ドラマとして、来たる17日に初回放送される予定だ。


<b>MBCドラマ『白い巨塔』　熱い反応</b>

先週末の初回放送後、連日話題になっているMBC医療ドラマ『白い巨塔』のファンである“ハタプ（白い巨塔の略）廃人”たちがドラマPRに力を注いでいる。

先週末からポータルサイトとMBCホームページ、ブログ、カフェを中心に『白い巨塔』の感想を載せ、俳優たちの演技力を評価し、ドラマに対する意見を述べているもの。ポータルサイト＜ネイバー＞の＜『白い巨塔』公式カフェ(cafe.naver.com/whiteluv.cafe)＞では、「久々にドラマらしいドラマを見た。リアリティあふれる人物、納得の行く設定、ずば抜けた演技力、迫真の緊張感など、どれ1つも欠けておらず素晴らしかった」、「『チェオクの剣』に続いて“ハタプ廃人”になりそうだ」、「どの瞬間も目が離せない。息が詰まるドラマ」などの300個の書き込みが載せられた。

主演を演じるキム・ミョンミンのリアルな演技力に対する称賛と、キム・ミョンミンと対立する役を演じるイ・ソンギュンへの高い好奇心も表われた。演技派俳優イ・ソンギュンは、これまで単発ドラマを主に活動してきたが、知名度はさほど高くなかった。今回の『白い巨塔』によって、多くの視聴者たちの関心を集めることになったもの。また、これまで紳士的なイメージが強かったキム・チャンワンが、悪役を熱演したのも話題になっている。“ハタプ廃人”たちは、不倫や記憶喪失、恋愛ストーリーがなくても充分にドラマを作れるということを示した『白い巨塔』制作陣に対する応援も惜しまないでいる。制作会社＜キム・ジョンハクプロダクション＞は、視聴者たちのドラマへの理解を深めるために、医療用語の字幕挿入を積極的に検討しているものと伝えられている。

『白い巨塔』は今後チャン・ジュンヒョク（キム・ミョンミン）とイ・ジュワン（イ・ジョンギル）教授の葛藤が本格的に繰り広げられながら、チャン・ジュンヒョクと対立するチェ・ドヨン（イ・ソンギュン）との葛藤や病院内の暗闘など、興味深い内容が描かれる予定だ。


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