農協中央会済州地域本部は5日、冷凍し消毒処理を施した露地栽培ミカン16トンを先月23日に日本に向けテスト輸出したと明らかにした。日本で7~8月に解凍し学校給食用に供給される予定だが、この一部が一般消費者に販売され好評を得ている。これを受け今月20日にも追加で20トンをテスト輸出する予定だ。夏季の消費者の反応を見ながら、今年産の冷凍ミカン2000トンを本格輸出する。
ミカンを冷凍処理して輸出すると、傷がついたり腐るという従来の問題が解消される利点がある。また、冷凍ものの選好度が国内市場では低いことから、農家所得の向上にも効果が期待できる。輸出価格は1キログラム当たり800ウォン前後で、農家が国内で販売する価格とほぼ同じだという。農協関係者は、冷凍ミカンの輸出が本格化すれば、海外輸出市場の多角化に寄与するものと期待している。
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